水素の効果
水素吸入を利用した「水素ガス吸入療法」というものがあります。
まだ研究途中の水素吸入ですが、具体的にどのような効果が期待されているのでしょうか?
効果① 活性酸素を除去する
活性酸素は私たちの体の中にあるミトコンドリアという器官が糖分と酸素からエネルギーを生み出す際に副産物として発生します。
活性酸素には、「善玉活性酸素」と「悪玉活性酸素」の2種類があります。
「善玉活性酸素」は、外から侵入してきた細菌やウイルスから身体を守る免疫機能や感染の防御を担っています。
一方「悪玉活性酸素」は、ウイルスだけでなく身体の細胞まで傷つけてしまい、身体を酸化=細胞を錆びさせてしまいます。
悪玉活性酸素の中でも、特に毒性の強い「ヒドロキシルラジカル」は酸化力が非常に強く、体内のタンパク質やDNAなどを簡単に酸化させてしまい、ガンや生活習慣病、老化の原因の一つになるといわれています。
体の中に溜まり続ける悪玉活性酸素を除去してくれるのが水素です。
ビタミンCやEも活性酸素を除去してくれる効果がありますが、ビタミン類はすべての活性酸素に反応してしまうので、善玉活性酸素も除去してしまいます。
水素は最も酸化力が強い悪玉活性酸素ヒドロキシルラジカルと結合し、善玉活性酸素には反応しない性質があります。つまり、身体に有益な善玉活性酸素はそのまま、悪玉活性酸素のみ無毒化するということです。
また、活性酸素が細胞を錆びさせる前に取り除くだけでなく、すでに錆びてしまった細胞を元の状態に修復する働きもあります。
効果② 疲労回復の効果がある
水素には赤血球の流れをスムースにする効果があります。
毛細血管内を赤血球がスムースに流れるようになれば、肺における酸素の取り込みと二酸化炭素の放出、末梢組織における酸素供給と二酸化炭素の回収が活発になります。
運動中に水素を摂取すると乳酸の蓄積が軽減され、疲労からくるパフォーマンスの低下を抑えることができます。ま た、運動後に水素を摂取すると筋肉の疲労回復にも役立ちます。
効果③ 新型コロナウイルスの重症化を防ぐ
水素の毛細血管血流改善効果は、新型コロナウイルス感染症による肺炎の重症化予防にも役に立つ可能性があります。
肺は傷害をうけると線維化(縮む)もしくは気腫化(膨らむ)して呼吸機能が低下します。水素はこの両方の症状に有効であるという結果が示されています。
肺炎が悪化すると、免疫細胞の異常な活性化状態が起こり炎症性サイトカインが作られます。
炎症性サイトカインが作られ続きすぎて、さらに免疫細胞が異常に活性化されると、急激な肺胞の破壊につながります。
血中サイトカインの異常上昇が起こり、その作用が全身に及ぶ結果、血管拡張などを介して、ショックや多臓器不全にまで進行する状態をサイトカインストームといいます。
水素にはこのサイトカインストームを抑制する効果があります。
水素吸入オプション
ここまでで水素の良さはわかっていただけたかと思います。
現在病院やクリニックで水素吸入を導入するところが増えていますが、まだその数は多くありません。
当店は神奈川県でも数少ない水素吸入ができるサロンです。
よもぎ蒸しと水素吸入による相乗効果の研究はありませんが、当店のお客様の声を聴くと
『水素吸入をした方がいつもより汗がでる』
と言われる方が多く、当店スタッフも同じように効果を感じています。
ご利用にはカニューレ(吸引ホース)が必要となります。当店で¥330(税込)で販売しております。
水素ガス生成機は2台のみご用意しております。
ご利用ご希望の方は予約時または来店時にスタッフにお申し付けください。(予約の方が優先となります。)