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そうだ、フィリピンにいこう!

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こんにちは。

はじめまして。minalunaの中の人です。オーナーの代わりにフィリピンにモリンガの買い付けに行ってまいりました。これからフィリピンに旅行に行く方やモリンガを仕入れたい他のサロンさんの参考なればと思い記事にしてみました。

モリンガの産地は?

まずminalunaでモリンガ蒸しを始めるにあたりどこからモリンガを仕入れるかを考えました。

モリンガはフィリピンやベトナム等、年中温暖な気候の地域で栽培されています。日本でも沖縄で栽培されているようですが数は少なく、販売されているモリンガのほとんどはフィリピン産かベトナム産のようです。

日本の業者から仕入れるとかなりの値段になるため、フィリピンかベトナムのどちらかにしようと思いました。幸いフィリピン人の友人(ウィリアム)がいたため、彼にフィリピンのモリンガについて聞いてみることに。

Facebookのメッセンジャーを使ってメッセージを送りました。

私『かくかくしかじかでモリンガを買いたいんだけど』

待てど暮らせど返事が返ってきません。何度かリマインダーを送って2週間ほど経った頃

ウィ『スーパーマーケットでも普通に買えるけど、ネットで買えば?Shopeeって日本でもある?』

まあ、わかっていたことですが向こうの方の時間軸はゆっくりと流れており、すぐに返事が返ってこないのは日常茶飯事です。彼いわくFacebookはあまり使わないからと言ってましたがメッセージがきたら通知でるでしょ・・・

ともあれ教えてもらったのは感謝です。私は知りませんでしたがShopeeとは東南アジアで急成長しているECサイトのようです。

実際に見てみるとインドネシア、台湾、ベトナム、タイ、フィリピン、マレーシア、シンガポールのオンラインショップがたくさんでてきます。フィリピンを選択して、モリンガと検索すると確かにでてきます。

これはいいと思い購入しようとしましたが、どうやら日本への出荷は対応していないようです。

私『Shopeeでは日本向けの出荷に対応してないみたい、他の手段ないかな?』

ウィ『友達の知り合いがモリンガの輸出やってるから聞いてみるよ!Tokyoに送ればいい?』

持つべきものは友ですね。Yokohamaに送ってくれと伝えて結果を待つことに。

モリンガを輸入するには

待てど暮らせど返事が返ってきません。何度かリマインダーを送って2週間ほど経った頃

私『直接その人とやりとりしようか?』

ウィ『Facebookでクリスティー探して、話はしておくから』

最初から紹介してもらって直接やりとりしたほうが早かったですね。

クリスティーと話しをしてみると、彼女はBacolodというところに住んでいて、モリンガのバイヤーをやっているようでした。輸出してもらえるとのことだったので条件を確認したところ、最小ロットは25kgと言われました。また欲しかったのはモリンガの葉を裁断したフレークだったのですが、扱ってるのは粉状のもののみと言われました。

さすがにいきなり25kgは多いし、どの農園で栽培されてるのかも知りたい。(←特にオーナーが気にしていた)

農園の視察もしたいし、まずはサンプルで少量買うなら配送費が高くつくな、友人にも久しぶりに会いたいし。

私『そうだ、フィリピンにいこう!』

ということで、クリスティーに直接買いに行くから5kgだけフレークで用意できないかとお願いしました。

しかし、どういうわけかフレークではなく粉しか無理と。粉にできるんなら裁断もできるんじゃないのか・・・

それは置いておいて、クリスティーの住むBacolodはウィリアムの住むマニラとは違う島でした。んん、それだとわざわざ買いに行くのもちょっとなー。そうしましたら、クリスティーが

『サンプルならマニラのショップでいくらでも買えるから紹介しましょうか?そこならフレークも買えますよ!』と。

そんなわけでクリスティーにマニラのショップのラクウェルを紹介してもらいました。今までと同じようなやりとりをラクウェルともし、ウィリアムとのスケジュールも合わせ、本格的にフィリピンへ渡航する準備を始めました。

ただ私には気になっていたことがありました。

クリスティーは輸出できるといってましたが、ラクウェルには輸出には承認がいるのでできないといわれました。今回はサンプルなのでハンドキャリーしますが、今後の仕入れは輸出してもらいたい。

私も日本側で輸入するときに税関に何か申告が必要なのかどうか分からなかったので、まずはジェトロ(日本貿易振興機構)に聞いてみました。

ジェトロは日本の中小企業や私のような個人でも輸出入の手助けをしてくれる公的機関です。ジェトロならフィリピンからのモリンガ輸入の実績があり、フィリピンの内情も知っているかもしれないと思ったからです。が、ジェトロの回答は検疫所に確認してくださいとのことだったので、横浜検疫所に確認しました。

横浜検疫所の回答は、手荷物としてモリンガを持ち込む場合にはフィリピンで検査を受ける必要があり、入国時にはその検査証明書が必要、貨物で輸入する場合には日本側で検査をするのでフィリピンでは特に何も必要ないとのこと。

ん?ラクウェルは輸出には承認がいるといってましたが?でもラクウェルは物流詳しくなさそうだしなー。それに検査というのも製造元の住所等の情報が必要かどうかもわかりません。幸いウィリアムは輸入に携わる仕事をしており物流には精通しているので、彼に詳細を確認してもらうことに。また同時に念のためラクウェルには製造元の住所を聞いてみました。

数日後、ウィリアムから連絡があり

ウィ『モリンガを買う店はBFAD certificateはある?モリンガは乾燥させたもの?それとも生花?』

BFAD?なんでしょう?調べてみるとBureau of Food And Drugsの略称で食品衛生局みたいなもののようです。やはり公的機関の認証がとれてなければ輸出できないのでしょうか?ラクウェルに認証はとれているか聞いてみたところ、まだとっていないとのこと。 ウィリアムにはそれを伝えました。

その後ウィリアムが調べてくれ、結論からいうと乾燥させたモリンガであれば手荷物、貨物どちらでも、検査もBFAD認証も不要とのことでした。

これでフィリピン出国時は問題ないことが確認できました。あとは日本の入国時に必要な検査証明書をフィリピンの検疫所でとってくればいいはずです。

次回に続く・・・

 

 

 

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